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ネコ豆知識

3.イエネコの祖先

イエネコの祖先は、リビアヤマネコ(アフリカヤマネコ)であると判明しています。
2007年に国際研究チームによって行われたこの研究では、世界中のイエネコ979匹のミトコンドリアDNAが解析され、その結果、約13万1000年前に中東の砂漠などに生息していた、リビアヤマネコが祖先であると結論付けられました。
リビアヤマネコはヨーロッパヤマネコと同じと思われることもありますが、体長約50〜70cmと少し小型です。アフリカ北部、アラビア半島、西アジアの砂漠や熱帯雨林と多様な環境で生息しています。その食物は小型の哺乳類や鳥類、爬虫類、昆虫などのほか、果実なども対象です。
リビアヤマネコは生息地により毛色が異なりますが、縞や斑点の柄や足と尾の輪状の縞模様、耳の先のフサフサは殆ど一緒。イエネコとの交配も可能です。

3-1.リビアヤマネコの祖先

リビアヤマネコを更に遡ると、ネコの祖先であるミアキスにたどりつきます。
ミアキスは中型肉食獣で、約5500〜6000万年前に生息していました。30cmほどの体長は胴長短足で、長い尾を持つなど、イタチに似た姿だったと考えられています。また、樹上で活動し鳥や爬虫類をとらえて食べるなど、現生のテンのような生態であったとされています。
ネコはミアキスに近い特性を保ったまま進化した生き物ですが、ミアキス自体はネコのみでなく、クマやイヌ、アシカなど多くの食肉目の祖先、あるいは近縁とされています。