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ねこと著名人

2.小林一茶と猫の句

江戸後期の俳人である小林一茶の句には、猫に限らず動物がよく登場します。
その中には誰もが聞いたことのあるお馴染みのものも。

「雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る」
「やれ打つな 蠅が手をすり 足をする」
「痩せ蛙 負けるな一茶 ここにあり」

扱う動物も鳥に虫に両生類と分け隔てがありません。そしてどれにも生き物への優しい視点を感じます。一茶が家族運に恵まれなかったことも、小さな生き物達への愛情に繋がったのかもしれません。

ひねくれ一茶 (講談社文庫)



2-1.猫の句2つ

猫は俳句に読まれることも多い動物ですが、一茶はおよそ300もの猫が登場する句を読んだとか。その中から、季語である「猫の恋」「かじけ猫」が登場しない、一茶の俳句をいくつか紹介します。後の二つの句、季語は何かわかりますか?

「猫の子が 手でおとすなり 耳の雪」
「猫の飯 相伴するや 雀の子」